あすと【アスト】
屋根につける雪止めのこと。
いど【井戸】
地下水を用いた融雪(消雪)の水源です。浅井戸(数メートル:陸上ポンプで汲み上げ可能)と、深井戸(数十メートル:水中ポンプ)に大きく分けられます。
こうせつせんさー【降雪センサー】
融雪の自動運転に用いられます。降雪や温度などを感知します。
しぜんらっかほうしき【自然落下方式】
屋根の雪の処理方法の一つ。屋根表面の滑りや傾斜により雪を自然に落とし、屋根に問題となるほどの雪をためません。屋根下に落雪用の十分なスペースが必要です。また、落雪・落氷などによる事故に注意が必要です。
じょせつき【除雪機】
除雪のための機械。前にローターがついて、雪を飛ばすタイプが一般的です。
すのーだんぷ【スノーダンプ】
一般家庭で使われる雪かき用の器具の一つです。手押しで使い、スコップより大量の雪が運べるます。
「ママさんダンプ」とも呼ばれます。
せっぴ【雪庇】
屋根の軒や縁からはみ出した雪の庇。同時にツララが発達することもあります。落雪・落氷による被害の原因にもなりやすいです。
つらら【氷柱】
屋根の軒下等にできやすいです。氷と一体となり大きな塊となっていることもあり、落下時に物を壊したり、事故の原因になることもあります。つらら落としで、落ちてきたつららや氷の塊でケガをする人も少なくないです。
でんき【電気】
融雪の熱源や、地下水くみ上げのための動力源として用いられる。電力会社毎に、融雪用の特別な契約も用意されている。
はいせつ【排雪】
雪を捨てること。よくトラックやダンプなどに雪を積んで、雪捨て場などに運ぶ作業のことを差しても使われます。トラックへの積み込みは、重機を用いることも多いですが、人力による場合もあります。
間違いやすい誤字:「排泄」
ぼいらー【ボイラー】
融雪の熱源として使われる。ガスや灯油を燃料として、可燃部をもった設備。
ままさんだんぷ【ママさんダンプ】
雪かき、除雪用の一般家庭でよく使われる器具の一つ。手押しにより、スコップより大量の雪を一度に運べます。
「スノーダンプ」とも呼ばれます。
ゆうせつそう【融雪槽】
地面に埋設し、雪を投入するために使います。ボイラーや地下水、電気などにより、投入された雪は融かされる仕組みになってるものが多いです。
ゆきおろし【雪下ろし】
屋根に積もった雪を下ろす作業。危険が伴い、毎年事故が発生している。そのため業者に依頼する場合も多い。
りゅうせつこう【流雪溝】
雪を排除するための施設の一つ。見た目は側溝ですが、グレーチングがところどころにあり、そこを開けることで雪を投入できます。中は水が流れ、投入された雪は流されていく仕組みです。
るーふひーてぃんぐ【ルーフヒーティング】
屋根を温めることで、屋根上の雪を融かす仕組み。
ろーどひーてぃんぐ【ロードヒーティング】
舗装下に設置したヒーターや不凍液の循環パイプなどを通じて地面を温めて雪を融かす仕組み。